M8 干潟星雲
アスコSX−260P ニュートン式反射赤道儀直焦点
CANON EOS Kiss Digital (IRカットフィルター除去改造)
ISO800 6分×4枚コンポジット
2008年7月撮影
夜になって霧が福島盆地に下って行き、梅雨の合間の晴れとなりました。この時期にはひとたび晴れるとたったの標高800m程度の我が家でも雲海の上に出て、とてもいい空になります。吾妻山東部の特徴的な気候です。しかしこの日はなぜか気温が低く、7月というのにフリースのセーターとオーバーパンツで、もこもこしながら撮影。
私の場合、予めホワイトバランスを設定してマニュアルホワイトバランスモードで撮影します。この写真のように対象がハミ出してしまう場合は特に、RAWデータを開く際にとてもラクですし、それが使用しているシステムで得られる正しい色合いではないかと思います。色合いは撮り手それぞれ好みの色合いもあって、それを意図的に操作する余地はあると思いますが、天体の色は科学的根拠があってその色を発し、その色に表現されるわけですから、わざわざ修正はせず、M8は青みの強い色合いで良しとしています。