ステラクルージング観望会のご案内
世間では一般的に「天体観測」といわれていますが
「観測」ではなく気軽に星空を眺めて望遠鏡を覗いて楽しむことを観望といいます
ステラクルージングとはステラポートで開催している観望会のことです
星空はいちばん身近にある自然科学です
ステラポートでは観望に適した空のもと
夜空を彩る星々をわかりやすく解説しています
晴れの夜は宿泊者を対象に観望会を開催しています
ステラクルージング(観望会)は午後8時(5月中旬〜7月下旬は午後8時半)にはじめます。
宿泊者は申し込み不要、参加費無料です。
期間:4月中旬〜11月中旬
観察対象はその日の天候によって多少の変更があります。
新月の日でないと天の川は見えない?
夜空を横切る淡い光の天の川は、明るい光の中では見ることができません。月明かりも例外ではなく、月夜は天の川の光芒を確認することが難しくなります。しかし、月は約ひと月をかけて夜空を一回りしますので、月の出、月の入りの時間や月齢(月の明るさ)が変化します。そのため、薄暮終了から月の出まで、月の入りから薄明までの時間帯で天の川を観察することが出来ます。一晩中起きて天の川を観察するのであれば新月前後の日程に限られますが、夜きちんとお休みになるのであれば上弦ごろのお休み前、下弦ごろなら夜の早いうちに見ることができます。新月の日より、むしろ月の観察も欲張って出来るので得なのかもしれません。
観望会で一番楽しいのは月なんです
月はいつも見てるから・・・と思われがちですが、望遠鏡を覗いていちばん楽しめるのが月なのです。ナントカ星雲とか星団とか、ぼうっとした光芒も良いのですが、観望対象としては月がいちばんインパクトがあって本当に楽しいので、喰わず嫌いしないで観てください。月の観察は大人にも子供にも好評です。およそ400年前、ガリレオ・ガリレイもいちばん最初に観察したのは月といわれています。
観望会参加の際には下記の点にご注意ください
ステラクルージングは必ずしも観測室で260mm反射赤道儀での観望というわけではなく、その日の参加者数や天候、対象によって、250mmドブソニアン式反射経緯台や屈折経緯台、双眼鏡などを使用することもあります。その日の状況によって最適な方法を選択しておりますので、使用する機材や場所はこちらに一任ください。
天体望遠鏡はとても頑強であると同時に、非常に繊細な精密機器です。また、暗いところでの観察ですので、足元がふらつくほどの飲酒等、危険であるとこちらで判断した場合は観察室への入館をお断りいたします。
冬型の気圧配置(雪国に雪が降る天気・雪が降らない地方でとてもよく晴れる気圧配置)のときにはご覧になれません。あらかじめご了承ください。
夏休み期間中は開催時間が多少変更(午後8時半または午後9時ごろ開催)になることがあります。また、浄土平天文台での観望会に参加となる場合もあります。予めご了承ください。
☆学生天文部の天体観測合宿はこちらをご覧ください☆
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